木村 2試合4安打 決勝弾は“思い出”の番長から「うれしくて長い1日」

[ 2014年6月4日 21:09 ]

<西・D>6回1死 先制の本塁打を放った木村51を出迎える伊原監督(左)と田辺コーチ

交流戦 西武1―0DeNA

(6月4日 西武D)
 西武の木村が勝利に導く決勝ソロ本塁打。12球団で一番遅くなったが、チームは今季20勝に到達した。

 両軍無得点の6回。1死後に打席に入った木村は2球目の外角球をセンターへ。好投を続けていたDeNA・三浦は思わず天を仰いだ打球は、バックスクリーンに飛び込んだ。

 「0点が続いていたので積極的にストライクを振ろうと思った」と木村。思えば昨季のDeNAとの交流戦で放ったプロ初本塁打は三浦からだった。今季は相性のいいベテランから決勝弾となった。

 試合前、第二球場で行われたイースタンリーグのDeNA戦にも出場した木村。結果は4打数2安打だった。6月はここまで出場機会なしだった背番号51は、この2安打を買われてスタメンに。5打数2安打と、1日2試合で計4安打を放った。「うれしい1日と長い1日」と言ってヒーローインタビューをまとめた木村。決勝本塁打をきっかけにまた活躍の場が与えられそうだ。

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2014年6月4日のニュース