大谷 5回を71球、3安打1失点で降板…

[ 2014年6月4日 20:10 ]

<日・広>日本ハム先発・大谷
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交流戦 日本ハム―広島

(6月4日 札幌D)
 日本ハム・大谷が“緊急降板”した。4日の広島戦(札幌D)に先発し、初回にプロ自己最速の160キロをマークするなど圧倒的な存在感を発揮し、5回まで71球、3安打で毎回の10奪三振の1失点と好投していた。

 “打者・大谷”としても5回に先頭で打席に入ると、遊撃後方へのポテンヒットで二塁を陥れる。この1打で活気づいた打線は、犠打で1死三塁から中島が左前打。三走・大谷はスライディングで同点のホームを踏んだ。

 さらに打線は西川の中前適時打で逆転に成功すると、その後、3本の連続長短打でこの回一挙5点を奪った。

 だが、6回のマウンドに大谷は上らず、2番手・カーターに交代した。

 一方、広島の先発・前田健も5回7安打5失点で降板。注目された大谷VSマエケンの初対決は意外な形で幕を閉じた。

 降板後、大谷は「真っ直ぐで空振りを取るのがきょうのテーマだったので、その点では良かった。本塁打を打たれたのは一番やってはいけないことだったので反省している。カーブが要所で使えて、納得している」とコメントした。

 5回で途中降板について、球団は試合後、左足首を痛めたことによるものと発表した。5回の攻撃時、本塁クロスプレーで痛めたといい、診断の結果「左足首外側靭帯の軽度の捻挫」とされ、病院に行く予定はないとしている。

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