中田 78打席連続ノーアーチも前向く「忘れた頃に出る」

[ 2014年6月3日 05:30 ]

児童とハイタッチで触れ合う日本ハム・中田(左)と西川

 日本ハムは「地域貢献活動」の一環として2日、ナインが札幌市内の小学校を訪問。平岡小の体育館に中田と西川が登場すると、全校生徒350人から割れんばかりの大歓声が上がった。「子供たちの笑顔や走り回る姿が凄かったね。僕たちをテンションMAXで迎えてくれた」。ここまで18試合、78打席連続ノーアーチの悩める主砲の顔も思わずほころんだ。

 交流会では子供たちとキャッチボールなどを行うと、当初は予定になかったティー打撃も披露するサービスぶりで触れ合いの時間を過ごした。6年生51人とは7日に行われる運動会のテーマ文字の制作も手伝った中田は「子供たちの笑顔は不思議な力がある。頑張ろうと思った」と気持ちを新たにした。

 34打点はリーグ2位とはいえ78打席連続ノーアーチ。「安打はちょいちょい出ているから安心はしている。忘れた頃に(本塁打は)出るはず」と前を向いた主砲は、3日からの広島戦へ「赤は好きな色ですし(自分は)広島出身。真っ赤なユニホームを見ると気合が入る」と闘志満々だ。昨年の交流戦は広島相手に打率・533、3本塁打、6打点。「カープとの試合できっかけをつかみたいね。昨年は稼がせてもらったからね」とニヤリ。お得意さま相手に完全復調の手掛かりをつかむ。 

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2014年6月3日のニュース