星野監督に届け!77ボードで回復祈願 広島ファンにも協力お願い

[ 2014年5月31日 07:15 ]

星野監督ボード

 闘将に届け!楽天は31日の広島戦で、腰痛で休養中の星野仙一監督(67)の背番号77が入った特製の応援ボードを来場者全員に配布する。

 「広島ファンの方々にも協力をしていただき、星野監督にエールを送りたいと思っています」と球団関係者。当日は土曜日のデーゲームとあって、2万人以上の来場が見込める。試合開始前に観客全員がボードを掲げ、早期回復を祈願する。

 星野監督は開幕前から持病の腰痛と闘いながら指揮を執り続けていたが、26日のヤクルト戦(神宮)の直前に歩行が困難になるほど悪化。都内の病院で「椎間板ヘルニア」と、国が難病に指定する胸椎の「黄色じん帯骨化症」と診断された。6月上旬にも手術を受け、復帰は早くても7月上旬。この日は仙台に戻ったチームと離れて、都内で静養に努めた。

 佐藤投手コーチが監督代行を務めるチームは、コボスタ宮城で全体練習。初戦に先発する美馬は星野監督と同じ11年の入団だけに「ずっと我慢して使ってもらってきた。恩返しは勝つこと」と短い言葉に決意を込めた。

 チームは4月19日を最後に連勝がなく、借金9で5位。それでもチームリーダーで正捕手の嶋が「チームがひとつにまとまる良い機会」と話すようにナインの士気は高い。応援ボードと「星野チルドレン」の好投は、闘将にとって何よりの薬になりそうだ。

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2014年5月31日のニュース