粘投が打線の援護呼ぶ…4勝目の黒田「勝てば救われる」

[ 2014年5月29日 13:38 ]

カージナルス戦に先発し、5回2/3を3失点だったヤンキースの黒田(AP)

インターリーグ ヤンキース7―4カージナルス

(5月28日 セントルイス)
 我慢と粘りが打線の援護を呼んだ。ヤンキースの黒田は6回途中までに9安打を浴びながらも3失点。2回以降はピンチの連続で4回から毎回失点と、決して納得できる投球ではなかったが、序盤に粘れたことが4勝目につながった。

 「いい時もあれば悪い時もある。今やれることを我慢してコツコツやるしかない」と黒田。前回登板では味方の失策に足を引っ張られたこともあって5回途中で降板。この日も2回1死二塁から遊撃手ライアンの失策が絡んでピンチが広がったが、踏ん張った。

 その直後に打線が4点を先制。黒田が3回2死満塁を無失点でしのぐと、その裏、再び打線が応えて3点を追加した。「勝てば救われる部分もある。次につながればいい。一試合一試合の積み重ねだと思う」。39歳のベテラン右腕は常に視線を先に向けている。

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