マー君、連勝ストップ…メジャー自己ワースト4失点で初黒星

[ 2014年5月21日 12:32 ]

カブス戦に先発したヤンキース・田中

 米大リーグ、ヤンキースの田中は20日(日本時間21日)、シカゴで行われたインターリーグ(交流戦)のカブス戦に先発、6回を投げてメジャー自己最多タイの8安打を浴び、同ワーストの4失点(自責2)で初黒星を喫した。メジャーデビューからの連勝は6、一昨年から続いていたレギュラーシーズンでの連勝は34で止まった。

 初回、先頭のボニファシオをニゴロに打ち取ると、レイク、リッゾを連続三振に仕留め3者凡退。2回には1死からバルブエナに右越え二塁打を許したが、後続を抑え無失点とと上々の立ち上がり。

 しかし、雨が強くなった3回、先頭のベーカーに右越えの安打を許すと、送りバントとワイルドピッチで1死三塁のピンチを招き、ボニファシオに中前適時打を浴びて先制を許してしまう。

 続く4回には1死三塁からオルトの左前打で1点を失ったが、なお1死二、三塁のピンチは自らの好フィールディングでスクイズを阻止。さらに2死一、三塁からボニファシオが試みた三塁線へのセーフティバントに対し、一塁は間に合わないと判断して本塁へ送球。三走をアウトにし、追加点は許さなかった。

 5回には3者連続で空振り三振に仕留め、立ち直ったかに見えた田中。直後の6回、味方が1点を返したが、その裏、連打で無死一、三塁のピンチを招き、オルトの左犠飛、なお1死三塁からベーカーの左犠飛で2点を失った。

 救援投手も2点を失い、ヤンキースは1―6で完敗。田中はメジャー移籍後9試合目、初めての同じ相手との対戦で初黒星がついた。敵地でのインターリーグのため、田中は打席にも入り2打数無安打1三振。イチローは9回に代打で登場し、四球を選んだ。

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