黒田、6戦ぶり今季3勝目に安ど「勝ち星が付くのは大きい」

[ 2014年5月19日 09:13 ]

6回3失点で今季3勝目を挙げたヤンキース黒田

インターリーグ ヤンキース4―3パイレーツ

(5月18日 ニューヨーク)
 ヤンキースの黒田は6回を投げて5安打3失点、7奪三振と粘投。4月12日のレッドソックス戦以来、自身6試合ぶりの白星を挙げ「状態がいい、悪いに関係なく、投手としては勝ち星が付くのは大きいこと」と安ど感をにじませた。

 初回1死からウォーカーに9号右越えソロを被弾したが、その裏、ヤンキースは無死満塁からテシェイラ、マキャンの連続適時打で3―1と逆転。「先に点を取ってもらったので、大胆に投球できた」と振り返った黒田は4―1の5回にT・サンチェスに左越えソロ、1死三塁からウォーカーに適時打を許して1点差に迫られたが、6回を3者凡退に抑えて降板。救援陣がリードを守りきった。

 エースのサバシアらが故障で離脱する中、田中とともに開幕からローテションを守り続けるベテラン右腕。約1か月ぶりとなる今季3勝目に「状態が良くなくても勝って、自分の中で流れが良くなっていけばいい。何とか(田中と)2人でローテーションを崩さずにやっていきたい」と視線を先に向けた。

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