小川監督 ザックばり?田中浩を初の三塁にサプライズ起用

[ 2014年5月13日 22:40 ]

<巨・ヤ>5回2死一、二塁、先制の中適時二塁打を放つ田中浩

セ・リーグ ヤクルト6―4巨人

(5月13日 いわき)
 ヤクルトが連敗を4で止めた。巨人に2度追いつかれたが、9回、2点をあげて突き放した。

 田中浩がプロ10年目で初めて三塁の守備に就いた。三塁手の川端が腰に不安を抱える中、巨人先発の左腕・杉内に対して小川監督は「(サッカー日本代表監督の)ザッケローニじゃないけど攻めるということ」とサプライズ起用を説明。そして、その田中浩が無難に守備をこなし2打点の活躍を見せ「初めての位置でよく頑張った」と称えた。

 先発の古野が好投し、見事なセットアップの新人・秋吉がプロ初勝利。9回に勝ち越し打を放ったのは腰を痛め2試合欠場していた代打の川端だ。「投手も野手もよく粘った。みんなで勝った」。まだ最下位は変わらないが、反抗への「大きな1勝」を指揮官は実感していた。

続きを表示

2014年5月13日のニュース