巨人新コンビ「カタイバ」　あうんの呼吸で追加点演出

＜巨・ヤ＞５回１死一塁、山田のニゴロで併殺を完成させる片岡（左）と井端

セ・リーグ 巨人４―２ヤクルト

（5月1日 東京Ｄ）
　巨人は片岡、井端の新１、２番コンビが「あうんの呼吸」で貴重な追加点を演出した。

　１点リードの３回先頭の片岡が四球で出塁。井端には送りバントのサインも、片岡のスタートを見て、バットを引き、二塁盗塁を呼んだ。さらに井端は４球連続の内角球にも体を開いてバットの出を遅らせる技術で二塁へゴロを転がす進塁打。長野の右中間二塁打につなげた。初１番の片岡が「行けたら行けだったので思い切り行った。井端さんからも“走ると思ったよ”と言われた」と話すと、井端も「走ったのは分かったからね」と冷静に振り返った。原監督も「勇人（坂本）の穴をキッチリ埋めてくれた」と「カタイバ」の働きを評価していた。