ヤクルト 古野 今季初勝利&初G倒に「うれしい」連発

[ 2014年4月30日 21:43 ]

<巨・ヤ>今季初勝利を挙げ、笑顔でスタンドに手を振る古野

セ・リーグ ヤクルト9―1巨人

(4月30日 東京D)
 今季5度目の登板となったヤクルトの先発・古野が、巨人打線を相手に6回1/3を5安打1失点で今季初勝利を手にした。試合後、ヒーローインタビューでは「チームが苦しい状態だったので、どんな形でも勝つことができてうれしい」とニッコリ。プロ3年目の右腕にとっては、初の巨人戦勝利。「すごい選手がたくさんいるチームなので、勝ててうれしい」と、また笑った。

 序盤の打線の大量援護が力になった。3回までに6得点。「初回からどんどん打ってくれたので、救われたというか、うれしかった」と古野。7回に安打と死球で1死一、二塁のピンチをつくって降板したが、リリーフしたロマンが坂本を遊ゴロ併殺打に打ち取り無失点でしのいだ。

 小川監督は「きょうは粘り強く、よく投げてくれた」と古野の好投を称えた。それでもチームは27戦9勝18敗、借金9と苦しい状況は続く。「うちは1戦1戦、目の間の試合を勝ちにいくしかないので」と指揮官は、5月反攻に向け表情を引き締めた。

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