統一球 29日から適合球使用 新製造球は合格

[ 2014年4月25日 18:34 ]

 プロ野球を統括する日本野球機構(NPB)は25日、規定よりも飛びやすくなっている統一球を予定通り29日から規定に適合した球に切り替えると発表した。供給元のミズノが製造工程を見直して新たに生産した球が納品前検査に合格したことで、安定供給できると判断した。

 東京都内で25日に6ダースの球を検査した結果、反発係数の平均は0・416で、0・4034~0・4234の規定内に収まった。各ダースの平均も全て規定内だった。熊崎勝彦コミッショナーは「安定供給できることになり、良かった」と話した。現在の使用球は28日までに回収される。

 ミズノは再発防止策として(1)球の硬さの管理基準を設定し、全球検査を実施(2)球の芯を巻く毛糸が乾燥しすぎないように基準を設置(3)NPBが委託している第三者機関で出荷前検査を実施―を発表した。

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