松坂、先発にこだわり?メジャー初セーブ「うれしくない」

[ 2014年4月25日 09:59 ]

カージナルスに勝利し、チームメートとハイタッチをするメッツ・松坂

ナ・リーグ メッツ4―1カージナルス

(4月24日 ニューヨーク)
 メッツ・松坂が3点差の9回を3人で締め、メジャー8年目で初セーブ。「ほっとした」と言う反面、「思ったほどうれしくない」という言葉も出たのは、先発へのこだわりだろう。

 前日は中継ぎ、そしてこの日は抑えでの起用。「9回はファーンズワースだと思っていた。点差もあったし、1点、2点はあげてもいいくらいの気持ちでマウンドに上がった」という松坂。速球主体の力で押す投球で先頭のクレイグを右直、続くデスカルソを空振り三振、最後はボアジャスを捕邪飛に仕留めた。

 完璧な救援に、コリンズ監督は「ダイスケは短い間にブルペンで重要な存在になった。状況によって最適の投手をマウンドに送る」と、今後も抑えでの起用があることを示唆。先発復帰はともかく、チーム内での松坂の存在感は間違いなく増している。

続きを表示

この記事のフォト

2014年4月25日のニュース