イチロー 対左腕は打率4割超え「要は紙一重ということ」

[ 2014年4月24日 05:30 ]

<レッドソックス・ヤンキース>大量点で勝利し、ナインとタッチを交わすイチロー(右)

ア・リーグ ヤンキース9―3レッドソックス

(4月22日 ボストン)
 ヤンキースのイチローが巧みなバットさばきで今季5度目のマルチ安打を記録した。

 2回に左腕レスターの内角速球にうまく腕をたたんで左前へ流し打つと、7回には再び左腕のカプアーノのボール気味の低めのカーブを左中間へ運び二塁打。2本目の安打について「あっ、ボールなの?僕は甘いという感覚を持っている。だからその前の(打席で空振り三振した)カーブに手を出しちゃうんですよね。要は紙一重ということ」と説明した。これで今季の左腕との対戦打率は・412。先発した8試合中7試合で安打を記録し、通算打率も・371と好調を維持する40歳が、田中に負けじとバットで存在感を示した。

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