阪神 ゴメス 一発で決めた!25年ぶり球団新の22試合連続出塁!

[ 2014年4月22日 19:00 ]

3回1死一塁、中越え2ランを放ったゴメスは笑顔で生還

セ・リーグ 中日―阪神

(4月22日 ナゴヤD)
 阪神のマウロ・ゴメス内野手(29)が22日の中日戦(ナゴヤD)の3回、中日・山井からバックスクリーン左に叩き込む、3号2ランを放ち、開幕から22試合連続出塁を達成。球団の外国人としては89年のフィルダーの21試合を超え、新記録をマークした。

 「しっかりボールを捉えることができた。1点差になった直後だから、いいところで打てて良かったよ」とゴメス。前日の移動日、記録については「意識はしていない。全試合ベストを尽くすしかない」とフォア・ザ・チームを強調していたが、1点差に迫られた直後に貴重な追加点を奪う一発で、先発・藤浪を力強く援護した。

 開幕前には“問題児”とも見られていた。家族の事情で来日が2度も遅れ、チームに合流したのは2月10日。春季キャンプでは体調不良で紅白戦出場回避や、右膝裏痛で別メニュー調整にもなった。最終調整の場となった3月21日からのオリックス3連戦(京セラD)は11打数1安打、6三振。それでも和田監督は、ゴメスの実力を疑わず、01年のクルーズ以来となる“新外国人で開幕4番”を任せた。

 21日まで、打率・354はリーグ6位、打点25は同僚のマートンに次ぐ同2位。出塁率も・419で8位と、チャンスをつくれて、つなげて、決められる新4番の働きは、今や猛虎打線にとって、なくてはならないものとなっている。

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