ロッテ ファン盛り上げろ!社長発案「お立ち台賞」制定

[ 2014年4月22日 07:45 ]

3月28日の開幕ロッテ戦、お立ち台で「うっちーくん」からアゴタッチされる内川

 ロッテの山室晋也球団社長(54)が21日、球団初の「社長賞」を制定した。名付けて「月間ヒーローインタビュー賞」。最も印象深かった試合後のヒーローインタビューを各月ごとに球団公式サイトで募り、最多得票者には賞品を贈呈する。選手にファンサービスの意識を高めてもらうことが目的で、「社長賞」を狙った奇抜なパフォーマンスが誕生するかもしれない。

 元みずほ銀行執行役員で、「リアル半沢直樹」と称される山室氏は今年から新社長に就任。「ファンサービス日本一」を掲げ、開幕から他球団の球場に足を運んで理想のスタイルを模索している。発案のきっかけは、3月28日のソフトバンクとの開幕戦(ヤフオクドーム)での内川のパフォーマンス。お立ち台で大分弁であいさつし、「ワン、ツー、スリー、俺がやる!」で盛り上げた姿に刺激を受けた。

 「うちのヒーローインタビューはおとなしい。もっとファンと一緒に盛り上がらないと駄目。12球団No・1のトークを発揮してもらわないと」。爽やかなトークにはアイスクリーム「爽」を、びっくりするようなパフォーマンスには「ビックリマンチョコ」など、ロッテ製品1年分が贈呈される。

 大胆企画に選手も前向きだ。20日にお立ち台に上がったドラフト1位右腕・石川は「景品をもらえれば、ファンにプレゼントしますよ」とノリノリ。「キモティ~」の決めぜりふが有名なG・G・佐藤は現在2軍だが「俺のためにあるような企画じゃん!ウズウズしてきた!早く1軍に上がりたいよ」と歓迎した。試合で活躍できなければありつけない栄誉。これで成績が上がれば申し分なし?

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