中日・和田 同点弾&V打 2000安打まであと82

[ 2014年4月20日 05:30 ]

<巨・中>11回、勝ち越しの適時打を放ち、ベンチでナインとハイタッチをする和田

セ・リーグ 中日7-2巨人

(4月19日 東京D)
 試合を決めたのも、この男だった。2―2の延長11回1死二、三塁。絶好の勝ち越し機に打席に入った中日・和田は、西村の甘いフォークを逃さなかった。ビッグイニングとなる5得点の猛攻を呼び込む三遊間を破る決勝適時打。7回に同点の左越え5号2ランも放っていたベテランが、文句なしのヒーローだった。

 「みんなでつないでくれて、たまたま僕のところに回って来た。絶対打たないといけない状況だったし、甘い球をとらえられて良かった」

 2回の第1打席にも左翼線二塁打し、今季初の猛打賞。開幕当初はやや不調だったが打率も・295まで引き上げ、谷繁兼任監督が期待する「恐怖の6番打者」となりつつある。3本を積み重ねて2000安打まであと82本。貯金1とし「勝ったことが1番」と振り返る横顔が頼もしかった。

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2014年4月20日のニュース