辛口NYメディアが絶賛!「タナカは奪三振マシンだ」

[ 2014年4月18日 05:30 ]

田中の本拠地初勝利を大々的に報じるニューヨークの地元紙

インターリーグ ヤンキース3―0カブス

(4月16日 ニューヨーク)
 厳しい目を持つ地元ニューヨークのメディアも、本拠地ヤンキースタジアムで初勝利を挙げたヤンキース・田中の好投に賛辞を贈った。ニューヨーク各紙は一夜明けた17日付の紙面で1面写真付きで8回2安打零封と好投した田中の活躍を大々的に報じ、スポーツ面でも、トップ級の扱いで大きなスペースを割いた。

 ニューヨーク・デーリーニューズ紙は、大見出しで田中の「MASAHIRO」と「HERO」(英雄)をかけ合わせ、「HIRO IS BORN」(ヒーロー誕生)と持ち上げた。また球団新記録となる3試合計28三振の奪三振ショーに、スター・レジャー紙は「信じられない数字を積み上げた」、ニューヨーク・ポスト紙も「タナカは奪三振マシンだ」と報じた。

 田中にとってナイターからデーゲームのスライド登板は自身初体験だった。さらに、試合当日のニューヨークは気温4度と冷え込んだ。地元紙は厳しい条件だったことにも触れ、ニューヨーク・タイムズ紙は「タナカはカブスも寒さもしりぞけた」、ニューヨーク・ポスト紙も「低気温やスライド登板の影響を受けなかった」と悪条件の中でも好投を見せた田中の適応能力を高く評価していた。

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