“貧打の広島”返上!10安打8得点で14年ぶり貯金6

[ 2014年4月17日 21:40 ]

<広・神>初回2死満塁、先制の左前適時打を放つ松山

セ・リーグ 広島8―2阪神

(4月17日 マツダ)
 今季3度目となる2ケタの10安打で、今季最多の8得点。連夜の“虎狩り”の火付け役なった広島・松山は、お立ち台で照れくさそうに笑顔を浮かべた。

 「ここ最近、チームに貢献できていないので、何とか気持ちで打ちました。感触は悪かったが、いいところに落ちてくれて良かった」

 初回だった。2死から安打と2四球で得た満塁のチャンス。振り切ったバットから放たれた打球は左翼線に落ち、2者をホームに迎え入れた。前夜、ルーキー・大瀬良のプロ初白星で1勝1敗のタイとした“首位攻防戦”。その勢いを持続させる貴重な先制打となった。

 この一打で先発・バリントンをリズムに乗せ、打線も5日のDeNA戦(マツダ、●6―9)以来9試合ぶりの2ケタ安打を放っての快勝。このカード勝ち越しを決め、首位をキープ。貯金6は実に00年以来14年ぶりとなった。

 「本当にチームの雰囲気もいいので、どんどん勝ち進んで、今年は優勝しましょう」と松山。3回の5号2ランなど2安打3打点の4番・エルドレッドも「打撃陣がバリントンをサポートをして勝ちがついたので良かった。いいゲームだった」とニッコリ。リーグ屈指の投手力に、打線の勢いが加われば、広島の快進撃はまだまだ続きそうだ。

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2014年4月17日のニュース