ダル 再び右手親指から出血も サヨナラ呼んだ7回2失点

[ 2014年4月17日 11:10 ]

マリナーズ戦の7回に出血したレンジャーズのダルビッシュの右手親指

ア・リーグ レンジャーズ―マリナーズ

(4月16日)
 レンジャーズのダルビッシュが16日(日本時間17日)、マリナーズ戦で今季3度目の先発。10年サイ・ヤング賞右腕ヘルナンデスと投げ合った。過去2度の対戦ではいずれも敗戦投手。「右投手では三本の指に絶対入る、凄い投手」と評し「あまり考えずに自分の投球をしっかりしたい」と抱負を語っていた。

 初回、先頭のアルモンテに内野安打を許すが後続を断ち無失点。だが2回、2死一、三塁から9番・ズィニーノに中前適時打を食い、今季初失点を喫した。続く1番・アルモンテは左前へ適時打。0―2となった。

 3、4、5回も走者を背負うが踏ん張る。6回は、バックの好守もあり、この試合初めて三者凡退に。また右手親指から出血しながら投げた7回も3人でマ軍の攻撃を終わらせた。

 7回で107球を投げ7安打2四死8三振で2失点。味方の援護がないままマウンドを降りた。勝敗が付かなかったが、チームは9回、逆転サヨナラ勝ちした。

 ▼ダルビッシュの話(序盤は相手の)狙い方が良かったんじゃないか。直球の制球ができてなかったけど、途中から切り替えて、スライダー、チェンジアップ、スプリットで試合をきっちりとつくれたと思う。

 

続きを表示

この記事のフォト

2014年4月17日のニュース