最速157キロ!大谷 今季初白星も笑顔なし「ヒヤヒヤさせた」

[ 2014年4月12日 18:10 ]

<日・西>6回途中で降板する大谷

パ・リーグ 日本ハム3―2西武

(4月12日 札幌D)
 注目の“花巻東対決”。6回途中1失点で、6回3失点の菊池に投げ勝ち今季初勝利を挙げた大谷だったが、表情に笑顔はなかった。

 2回に2死二塁から森本に中越え適時三塁打を浴びて先制を許し、3回以降も得点圏に走者を背負った。「初回からリズムがよくない投球で、ヒヤヒヤさせてしまった。途中でマウンドを降りてブルペンにも負担をかけてしまい申し訳ないです」。

 「打線のおかげ」を強調した大谷だが、それでも怪物ぶりは存分に見せつけた。初回2死一、二塁では打者ランサムを相手にプロ最速タイの157キロをマーク。最後は空振り三振に切って取ると、その後も150キロ台の直球を連発し三振の数を2桁10個に乗せてみせた。

 先輩に投げ勝ち、今季初白星を挙げても浮かれる様子のなかった大谷。「不安になる場面が多かったので次からしっかりやりたい」とファンへ誓っていた。

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