3連続四球から自滅…雄星 大谷を「うらやましい、と見ていた」

[ 2014年4月12日 17:35 ]

<日・西>花巻東出身同士の投げ合いとなった日本ハム・大谷(奥)と西武の菊池

パ・リーグ 西武2―3日本ハム

(札幌D)
 花巻東(岩手)出身の2人による初の投げ合い。3学年上の先輩として負けるわけにはいかなかった西武・菊池だったが、6回8安打3失点。2点のリードを許してマウンドを降りた。

 登板前、今季はここまで0勝2敗ということもあり「負けたくない気持ちでやる」と意気込みも十分だったが、空回り。1点リードの3回、先頭から3連続四球で満塁とすると、中田、大引に適時打を浴び、さらに自らの暴投でリードを広げてしまった。

 ベンチに戻っても表情はさえず、「3つのフォアボール。3回がすべてです」。それでも「気持ちのズレというか、置きに行くボールが多かった。そこが今シーズン、修正すべきところ。粘れたのは収穫。辛抱しながらゲームをつくれば、いつかは勝てる。次につながる試合」と振り返った。

 後輩の大谷については「早いし、すごいボール投げるし、うらやましいと思いながら見ていた。常時150キロ。大谷に限らず負けたくないという気持ちは強い。次もあれば」とコメントした。

 ▼西武・伊原監督 (雄星は3回)どうしちゃんたんだろうね。それでもよくしのいで投げてくれた。次に向かっていかないといけない。(大谷は)見ての通りスピードあるし、ガッツのある投球をする。打てるもんなら打ってみろというのが体に出ている。雄星はそこが欠けている。少し考えすぎるきらいがある。

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