イチ　本拠初先発２安打「想像できないような状況に対応」

＜ヤンキース・レッドソックス＞２回２死、ロバーツの左飛を捕球するイチロー

ア・リーグ ヤンキース２―４レッドソックス

（ニューヨーク）
　ヤンキースのイチローが本拠地で今季初めて先発出場し、複数安打をマークした。

　１本目は先頭で登場の５回。２球で追い込まれながら左腕レスターのカーブを巧みに拾った内野安打だった。

　２安打目は７回２死から。再びレスターの変化球を捉えて右前にライナーで運び、後続の安打で生還した。

　打席に立ったのは終盤に途中出場した８日以来だったが、スイングの切れは相変わらず鋭かった。

　▼イチローの話（５試合ぶりの先発出場といつ出番が巡ってくるか分からない中で２安打）去年からずっとそうですが、意識しているとすれば、想像できないような状況に対応すること。それは変わらず意識している。（共同）