マー次戦はJ・ロビンソンデー リベラ魂「42」継承だ

[ 2014年4月12日 05:30 ]

黒田と笑顔でストレッチする田中

 ヤンキース・田中が背番号「42」で本拠地初勝利を目指す。次回先発登板となるヤンキースタジアムでの15日(日本時間16日)カブス戦は恒例のジャッキー・ロビンソンデー。田中を含めた30球団全選手が背番号42のユニホームを着用する。

 アフリカ系米国人として47年4月15日にメジャーデビューしたジャッキー・ロビンソン。故人の功績を称え、MLBが04年に制定した日が、田中にとってメジャー3戦目の登板となる。キャンプ地のフロリダ州タンパでは昨年限りで引退、「42」が永久欠番となった守護神リベラのロッカールームを継承。「次の登板までにしっかり準備して自分のやれることをやるだけ」という田中が再び42番伝説を受け継ぐことになる。

 7回3失点、10奪三振だった9日の本拠地デビューから一夜明け、現地メディアは田中の投球に合格点を与えた。ニューヨーク・ポスト紙は「ヤンキースの救援陣が田中の本拠地デビューを台無しにした」と報道。田中はレッドソックスとの試合前にリラックスした表情で黒田とキャッチボールして汗を流した。

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2014年4月12日のニュース