阪神の秘密兵器が支配下登録へ 伊藤和が1軍即合流

[ 2014年4月11日 07:39 ]

阪神の伊藤和

 阪神の育成選手、伊藤和雄投手(24)が11日に支配下登録され、1軍へ即合流することが10日、分かった。

 大卒2年目の昨季は右肘痛の影響もあってウエスタン・リーグで登板12試合、防御率11・57。11月中旬に支配下選手から育成へ降格していた。

 だが今春、安芸キャンプ中に状態が激変。直球で空振りが取れるようになり、3月9日の巨人戦(甲子園)を皮切りに1軍のオープン戦3試合で計4回無失点、8奪三振とリリーフで好結果を出した。3月下旬に一時、右肩の張りを訴えたものの、すでに完治。中村GMも鳴尾浜での実戦登板をチェックし、「準備はできている。あとは現場と相談しながら」と再登録をにおわせていた。

 猛アピールが報われての昇格。開幕から投手陣の不振が目立った1軍の救世主になるべく、晴れ舞台に立つ。

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2014年4月11日のニュース