新庄―桐生第一は1―1 6年ぶり引き分け再試合

[ 2014年3月29日 13:58 ]

<新庄―桐生第一>7回表桐生第一無死一塁、打者小野田のとき、一塁への投手けん制悪送球の間に山田が三塁を狙うがタッチアウト。三塁手奥田慎

第86回選抜高校野球大会第8日 新庄1―1桐生第一

(3月29日 甲子園)
 第86回選抜高校野球大会第8日は29日、甲子園球場で2回戦3試合を行い、第2試合は7年ぶり4回目出場の桐生第一(群馬)と初出場の新庄(広島)の両校譲らず。15回を戦い1―1の同点で、大会規定により第80回大会の鹿児島工(鹿児島)―平安(京都)以来6年ぶりとなる引き分け再試合になった。

 桐生第一は1点を追う8回、8番・久保田が右前打を放ち、9番・高橋の犠打で二進。2番・石井の遊撃内野安打で2死一、三塁とすると、3番・柳谷が左前へ適時打を放ち同点に追いついた。延長10回、9番・高橋が敵失で出塁し1番・吉田が犠打で送り2死一、二塁。一打勝ち越しの好機を作り2番・石井が右前打を放ったが好返球で勝ち越しを阻まれた。延長11回も2安打を放ち2死一、三塁としたが、一走がけん制で刺されて同点機を逃した。

 新庄は2回、6番・二角が死球で出塁し、盗塁。7番・熊田の犠打が野選となり無死一、三塁の好機を作ると、8番・田中啓が左犠飛を放ち先制した。同点の延長11回、先頭の4番・阪垣が中前打を放ち、5番・奥田慎の犠打が失策となり無死一、二塁。6番・二角が犠打で送ると7番・熊田は敬遠。1死満塁として8番・田中啓が一ゴロ併殺打に倒れ絶好のサヨナラ機を逸した。山岡は完封した第1試合に続きこの日も15回1失点と力投したが、勝ち越しのホームが遠かった。

 30日、午後3時から新庄―桐生第一の再試合が行われる。31日は準々決勝4試合が行われ、休養日はなくなる。

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