初出場の豊川 池田下し8強!2回2死走者なしから4点

[ 2014年3月28日 10:35 ]

<池田・豊川>2回、適時二塁打を放ちガッツポーズの豊川・杉浦

第86回選抜高校野球大会2回戦 豊川4―1池田

(3月28日 甲子園)
 第86回選抜高校野球大会第7日は28日、甲子園球場で2回戦3試合を行い、第1試合は初出場の豊川(愛知)が27年ぶり8回目出場の池田(徳島)を4―1で下して、初出場でのベスト8進出を果たした。

 豊川は2回、2死走者なしから8番・田中が四球で出塁。9番・島の左前打で2死一、二塁としてから1番・中村が右中間に適時三塁打を放って2点を先制すると、2番・杉浦の左翼線二塁打で3―0に。さらに3番・氷見の右前適時打で4―0と序盤で4点のリードを奪った。

 4点を追う池田は3回、先頭の8番・名西が遊撃への内野安打で出塁。だが、9番・上徳の打席で名西が相手投手・田中のけん制に刺されてアウト。上徳はその後、四球で出塁したが、その上徳も1番・佐藤の打席で投手のけん制に刺されてアウトとなり、反撃の糸口をつかみ損ねた。

 池田は8回、1死から投手の名西に代えて、1回戦の海南(和歌山)戦でサヨナラ安打を放った林を代打に起用し、林が右翼線二塁打で出塁。すかさず三塁への盗塁も決めて、9番・上徳の遊撃へのゴロの間に1点を返したが、そこまでだった。

 延長13回サヨナラ勝ちを収めた1回戦の日本文理(新潟)戦で186球を投げて3失点完投した豊川の右腕エース田中は、9回1失点で2試合連続完投勝利を飾った。

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