田中先輩、やりました!駒大苫小牧、9年ぶり春2勝目

[ 2014年3月22日 10:58 ]

創成館戦に先発した駒大苫小牧・伊藤大

第86回選抜高校野球大会1回戦 駒大苫小牧3―0創成館

(3月22日 甲子園)
 第86回選抜高校野球大会第2日は22日、甲子園球場で1回戦が行われ、第1試合は9年ぶり3回目出場の駒大苫小牧(北海道)が2年連続2回目出場の創成館(長崎)を3―0で下して2回戦に進出した。

 駒大苫小牧のセンバツ勝利は、田中将大(25=現ヤンキース)を擁して出場した2005年以来9年ぶり。背番号15をつけた先発右腕・伊藤大海(ひろみ=2年)が創成館を散発3安打に抑えて完封勝利を飾った。

 駒大苫小牧は3回、1死から9番・伊藤大がチーム初安打となる中越え三塁打で出塁。続く1番・伊藤優が三遊間を抜ける左前適時打を放ち、1点を先制した。さらに先制打の伊藤優が二塁盗塁、三塁盗塁に成功し、2死から連続四球を得て満塁と追加点のチャンス。ここで5番・釜谷が3連続となる四球を選んで押し出しでこの回2点目を入れた。

 さらに5回には、2死走者なしから敵失で走者を出し、5番・釜谷の右前打と相手投手の暴投で2死二、三塁。ここで6番・鈴木が左前に適時打を放ち、リードを3点に広げた。

 創成館は初回、1番・原口がいきなり左翼線を破る二塁打で出塁したが、先制ならず。5回にも先頭の6番・江内内が三塁への内野安打で出塁したが、走者を進めることはできなかった。

 駒大苫小牧の佐々木孝介監督(27)は田中将大投手の高校時代の2年先輩で、2004年夏の甲子園で初優勝した時の主将で、遊撃手。

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2014年3月22日のニュース