故蔦監督のキャラ「つたはーん」登場 センバツで池田高応援

[ 2014年3月21日 14:57 ]

故蔦文也監督をイメージしたキャラクター「つたはーん」と、制作した阿波池田商工会議所青年部の馬宮亮一郎会長

 27年ぶりに選抜高校野球大会に出場する徳島県立池田高校(三好市)を春夏3度の優勝に導いた故蔦文也監督の着ぐるみキャラクター「つたはーん」が登場、22日の初戦は地元から応援する。今後も地域活性化のため活動を続けるという。

 制作したのは阿波池田商工会議所青年部。蔦監督の教え子も多く、青年部所属のイラストレーターがデザインした。地元で「蔦はん」と呼ばれていたのにちなんで名付けられた。

 約180センチと大柄な体形で、胸には「IKEDA」と書かれたユニホーム。試合中の表情をイメージした顔は、への字に曲がった唇と垂れ下がった眉毛が特徴。親しみやすさを出すため、ぽっこりとおなかも出ている。

 強打で相手をねじ伏せる戦法から「攻めダルマ」と恐れられた蔦監督は1980年代に同校の黄金時代を築き上げた。

 蔦監督から社会の授業を受けた青年部の馬宮亮一郎会長(46)は「池田高の野球が再び脚光を浴びて活躍できるよう、町全体で応援したい」と話した。

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2014年3月21日のニュース