鹿児島・樟南 部内暴力で厳重注意 背中を木製バットで殴る

[ 2014年3月20日 05:30 ]

 私立樟南高(鹿児島市)の野球部員が生活する寮で昨年10月、2年生が1年生の背中を木製バットなどで10数回殴り、ケガを負わせていたことが19日、分かった。日本高野連は1月8日付で野球部を厳重注意処分にした。

 同校は甲子園の常連校。同校によると、2年生は昨年10月19日夜、持ち込み禁止の携帯電話を寮で所持していた1年生の顔を数回、平手打ちした。他の1年生全員を集めた前でも、バットやほうきの柄で背中を殴り2週間のケガを負わせた。学校の調査に、2年生は「指導のつもりだった。やりすぎた」と謝罪。1年生は現在、転校の手続きをしているという。

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2014年3月20日のニュース