阪神 OP戦いまだ1勝も…西岡「ビシッとやるから!」

[ 2014年3月17日 07:03 ]

オープン戦<西・神>6回2死一塁、西岡は果敢に二盗を試みるも失敗

オープン戦 阪神1―1西武

(3月16日 西武D)
 阪神は9回2死からの1点で引き分けたものの、12試合でまだ1勝。順位は最下位。28日開幕まであと11日と迫っている。ファンの不安が日々増大していく中、2安打した西岡が力強く言った。

 「大丈夫!(開幕へ向けて)ちゃんと、俺がビシッとやるから!」

 自分自身に言い聞かせ、チームメートを鼓舞するものでもあった。昨シーズン中も、チームが追い込まれたときには、いつも前向き発言を繰り返した。ムードをもっとも大切にしてきた。

 和田監督も危機感を募らせていた。試合の無い17日は全体練習とし、主力選手も参加させることを決めた。18日からの6連戦を控え、本来なら休養に当てられてもおかしくはない日。これで14日から10連勤となり、開幕直前では異例だ。

 「個人の状態を上げていかないことには、ね。もうちょっと点が入るケースをつくっていかないと、ちょっとね。雰囲気も盛り上がってこない」

 選手もみな、同じ危機感をもっている。それを西岡は言葉にした。和田監督は行動にした。V奪回の条件としていたチームが一つになって同じ方向を向くことが、さっそく今、求められている。

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2014年3月17日のニュース