都小山台“頭脳戦”で勝つ 強豪・履正社に偏差値「66」の底力を

[ 2014年3月15日 05:30 ]

ガッツポーズの履正社・金岡主将(左)と小山台・伊藤主将

第86回選抜高校野球大会組み合わせ抽選会

(3月14日)
 強豪相手だが、頭脳で勝負だ。都小山台の甲子園初陣は、昨秋近畿大会4強の履正社に決まった。いの一番にクジ引きを済ませ、運命の瞬間を待っていた伊藤主将は「相手が決まった時は複雑な気持ちになった」と正直な感想を口にした。

 履正社は4年連続出場中で、11年には4強に進出している。福嶋正信監督も「いやー、大変なことになった。開き直るしかない」と苦笑い。しかし、策はある。こちらは偏差値66を誇る都内屈指の進学校。「普通にやっても無理。無死一塁から強攻とか、いろいろ奇襲を練りますよ」と不敵な笑みを浮かべた。

 試合当日は地元・品川区役所などでパブリックビューイングが実施されることも決定。「目標は全国制覇。しっかり全員で向かっていく」と伊藤主将。やれることはすべてやって、全力で勝負する。

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