オリ・西 5回で10K!昨年は2桁奪三振1度だけが…

[ 2014年3月11日 14:53 ]

<オ・広>好投したオリックス先発・西

オープン戦 オリックス3―7広島

(3月11日 京セラD)
 オリックスの西は11日、オープン戦2試合目の登板となる広島戦に登板し、5回85球を投げ、5安打10奪三振1四球2失点だった。

 前回登板した4日のDeNA戦では、3回を投げてブランコの本塁打を含む3長打を打たれ4失点だったが、この日は立ち上がりから調子が良く、3回までは伊藤のリード通り、球を投げ込み、両外国人に対しては積極的な内角攻めで連続三振を奪うなど自在の投球を見せた。

 しかし、4回は先頭の菊池の安打から3連打されるなど初失点を許し、この回4安打2失点で同点に追いつかれたが、昨年28試合で1試合だけだった2桁奪三振をこの試合で達成。6回から2番手平井にマウンドを譲った。

 西は「全体的にはバランス良く投げられたが、4回の2失点は防げた」と反省。4安打を集められたことに「投げミス。決め球が高く浮いてしまった」と課題を口にした。それ以外の回では、打者を圧倒する奪三振ショー。三振は狙っていないというが、「(ストライクゾーンへの)ボールの出し入れはできた」と収穫も話していた。

 ◆西の投球内容 

 初回 丸空三振、菊池逃三振、松山左飛、三者凡退。

 2回 キラ空三振、梵逃三振、エルドレッド空三振、三者連続三振。

 3回 岩本中安、石原投犠で岩本二進、田中逃三振、丸空三振、1安打無失点。

 4回 菊池左安、松山の4球目に菊池二盗、松山中安で菊池生還、キラ右安で一走松山が三進、梵逃三振、エルドレッド中安で松山生還、岩本空三振、石原二ゴロ、4安打2失点。

 5回 田中四球、丸の2球目に田中が二盗失敗、丸空三振、菊池左飛、1四球無失点。

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2014年3月11日のニュース