オリックス谷 開幕1軍見えた 教育リーグで二塁打X2

[ 2014年3月11日 05:30 ]

 左足甲の腫れで、1軍合流が遅れていたオリックスの谷佳知外野手(41)が、教育リーグの中日戦に3番指名打者で出場し、今季初実戦となった。

 初回、左腕の浜田からフェンス直撃となる中堅越え二塁打を放つと、3回にも2死三塁で右翼線二塁打を放ち、チームの先制点をゲット。2二塁打1打点の活躍に、「いい感じでタイミングが取れていた」と納得顔だった。

 1軍復帰については、「打つ方は全然大丈夫。あとは走る方なので」と左足の現状を口にする。ベースを踏んだり、曲がったりする際に「違和感」があるようで、即座の昇格はなし。ただ、「骨には異常なかったので大丈夫」と開幕には問題なしを強調し、いち早い1軍合流を狙っている。

 試合前には、視察に訪れた森脇監督とも会談し、「左足をかばって、他の部位までやらないように」と確認。2二塁打を見届けた指揮官は「少々ブランクがあってもバッティングできるのはキャリアのなせる技。さすがだね」と称賛し、左足が完治すれば即座に昇格をする模様。開幕1軍キップも何とか間に合いそうだ。

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2014年3月11日のニュース