現地邦人サポートもメジャー活躍の要因 過去には着付けの先生が…

[ 2014年2月11日 20:11 ]

羽織袴でタイガース入団会見に臨んだ木田

 田中将大のニューヨーク・ヤンキース入団会見が、現地時間11日(日本時間12日)、本拠地ヤンキー・スタジアムで行われる。会見会場は、スタジアムのバックネット裏1階席の上にある、最大1200人の収容が可能な「レジェンズ・クラブ」という高級ラウンジ。田中将大のVIP待遇ぶりがうかがえる。

 毎回、日本人メジャーリーガーの入団会見は注目を集めるが、異彩を放っていたのが、99年にデトロイト・タイガース入りした、木田優夫投手(現BCリーグ石川、投手兼GM)の入団会見だろう。羽織袴姿で会見場に現れ、(映画の舞台がデトロイトであることにかけて)「ロボコップに会えなくて残念」とジョークを飛ばし、米国人記者からも大ウケ。それまでの真面目な日本人選手像を覆した。

 ちなみにこの羽織袴、デトロイトの総領事から紹介された着付けの先生に着させてもらったというのはあまり知られていない事実。日本人選手の活躍の影には、現地の日本人のサポートも欠かせないという証左でもあるだろう。

 世界一評価が厳しいというファンとマスコミが集うニューヨーク。彼の地で戦う田中も、現地の日本人社会を味方につけることが成功の鍵かもしれない。(スマホマガジン『週刊野球太郎』編集部)

 ▼『週刊野球太郎』(http:/yakyutaro.jp/)とは イマジニア株式会社ナックルボールスタジアムが配信するスマートフォンマガジン(auスマートパス、docomo SPモード、Yahoo!プレミアムで配信中)。母体となるのは雑誌『野球太郎』。ドラフト関連情報はもちろん、ディープな記事に定評がある野球愛好家のバイブルともいってよい存在。現在、全国書店にて『野球太郎No.007~2013ドラフト総決算&2014大展望号』が発売中。2014年シーズンを占う一冊。また、来る2月17日には新趣向の媒体『別冊野球太郎<2014球春号>プロ野球呪いのハンドブック』が新発売となる。

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2014年2月11日のニュース