呉昇桓 “韓流調整”ノースロー 「体全体の張り」本人申し出

[ 2014年2月11日 05:30 ]

呉昇桓は練習を終え引き揚げる

 阪神の新守護神として期待される呉昇桓(オ・スンファン)(サムスン)が10日、全身の張りを訴えて別メニュー調整となった。

 投手陣が続々とキャッチボールを始める中、投手控え室に入ったまま、背番号22は現れない。「石仏」にアクシデント発生か…。周囲がざわつき始めた時、ようやく姿を見せたものの、グラブは手にしていなかった。

 「もともと韓国の時からブルペンに入った次の日はノースローという調整でやってきた」

 本人は“韓流調整”の継続を強調。この日は短距離ダッシュなど、軽めの調整に終始したが、チームメートと談笑するなどし、大事には至っていないことを強調した。

 一方で、山口投手コーチは「体全体の張り」と本人からの申し出で投球を回避したことを明かし「(11日のキャッチボールも)分からん」と話した。

 第3クール初日の13日に今キャンプ3度目のブルペン入りを予定している右腕。鳥谷、藤井、鶴岡がインフルエンザを発症し、西岡は右ひじ関節炎で離脱。チームに渦巻く“負の連鎖”に巻き込まれないことを祈るだけだ。

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2014年2月11日のニュース