松中“圧倒”17発 大型補強も主役は肉体改造40歳

[ 2014年2月2日 05:30 ]

特殊な器具を使って負荷をかけロングティーをこなす松中

 ソフトバンク・松中がフリー打撃で柵越えを連発し、DHを争う新戦力・李大浩(イ・デホ)、カニザレスを圧倒した。67スイング中、柵越えは17発。「準備してきたことを体で示せた」と笑みをこぼした。

 交流戦での優勝セレモニーボイコットなどで2軍暮らしが続いた昨季は16年ぶりの本塁打ゼロ。シーズン後にはトレーナー・ケビン山崎氏(57)のトータルワークアウトと契約し、肉体改造に着手した。この日はグアムでの自主トレでも採用した、両側から腰をゴムチューブで引っ張られたままロングティーを打つ「ケビン式」の体幹トレーニングを披露。「巨人の星」の大リーグ養成ギプスを彷彿(ほうふつ)させる練習はスイングの安定感を生んでおり、40歳のベテランは「実戦に向け、仕上げていきたい」と意気込んだ。

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2014年2月2日のニュース