谷繁監督注文「少し物足りない」 選手ではフルメニュー消化

[ 2014年2月2日 05:30 ]

外国人選手に交じり、先頭でダッシュする谷繁兼任監督(左端)

 球界7年ぶりの兼任監督は初日から大忙しだ。午前9時に北谷球場に到着した中日・谷繁兼任監督は、選手として、監督として、午後5時45分に球場を後にするまで動きっぱなし。「いつも通り、選手としてやることはしっかりできた。入れるところは(監督のスイッチを)入れて(選手を)見ていますよ」と濃密な一日を振り返った。

 冒頭のあいさつに始まり、ベースランニング、キャッチボール、ノック、ブルペンでの捕球、フリー打撃、3キロ走など全体メニューをフルに消化。ドラフト2位の又吉(四国IL・香川)の投球も受けた。「そういう(監督としての)目線もあれば、今までと同じ捕手としての目線もある」。個別練習中は一塁ベンチに座って、若手の打撃練習に視線を送った。最後は地元テレビ局の番組に生出演するなど、精力的だった。

 チームの雰囲気には「少し物足りないところもある」と注文を付けた新米監督。「個々に言っていきながら、少しずつ変えていきたい」と試行錯誤しながら進んでいく。

 ▼中日・又吉(谷繁兼任監督との初バッテリーに)うれしかったけど、あまりきっちりと投げられなかった。この1カ月で“成長したな”と言ってもらえるようにしたい。

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