和田監督 最終年へ原点回帰「土台、基本をしっかり」

[ 2014年1月31日 20:12 ]

全体ミーティングで話す阪神の和田監督。右は南信男球団社長

 阪神の和田監督は沖縄・読谷村のチーム宿舎で全体ミーティングを開いた。就任1年目が5位、2年目の昨季は2位。契約最終年のキャンプへ「原点回帰」をテーマに掲げた上で「土台、基本をしっかりさせよう、心技体全てでとことんやろう」と選手を鼓舞した。

 昨季は終盤に失速した。オフには呉昇桓、ゴメスを獲得したが、昨季のような大型補強ではなかった。打線強化、先発4番手以降の確立など9年ぶりのリーグ制覇へ課題は山積みの中、若手の底上げが不可欠だ。指揮官の「プラスアルファの雰囲気を持ってきてくれる若い選手がいれば」との思いは切実だ。

 「全員がちょっとずつでもいいからレベルアップして帰ろう」と選手に伝えた監督に、背水の陣で臨むシーズンへの決意がにじんだ。

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2014年1月31日のニュース