谷繁新監督「長話する器量ない」 15分でミーティング終了

[ 2014年1月31日 18:44 ]

全体ミーティングで、森ヘッドコーチ(左)と話す中日の谷繁新監督

 選手兼任の中日・谷繁新監督は、新たな重責を心待ちにするかのように柔和な顔を見せた。31日の全体ミーティング後に報道陣に囲まれ「しっかり準備をしていこうということ。自分も含めて。(気分は)全てが違う。少しずつ慣れますよ」と話した。

 選手と向かい合って席に着いたミーティングは約15分で終了した。新監督は最後にあいさつ。「僕には長話をする器量がない」と笑って振り返ったが、「とにかく日本一を目指してやっていく、全員が同じ方向に向かってやってくれ」と短い言葉に思いを詰め込んだ。

 自身だけでなくチームの土台も築く26年目のキャンプイン。選手の自主性を重んじて強化を促す方針だ。「自分の練習が終わった後に見て歩こうかなぐらいしか考えていない。(監督の)スイッチは入れたり、切ったりしている」と静かに意気込みを語った。

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2014年1月31日のニュース