大谷ハイペース 捕手座らせ24球「調整は順調です」

[ 2014年1月18日 05:30 ]

今オフ初めて捕手を座らせて投げた日本ハム・大谷

 日本ハムの大谷が千葉・鎌ケ谷の自主トレで、今オフ初めて捕手を座らせ24球を投げ込んだ。ブルペン入りは今年4度目。「調整は順調です」と話したが、一方で「直球がシュートしていたので次は修正したい」と課題も口にした。捕球した徳田吉成ブルペン捕手も「キャッチボールは良かったけど、力を入れるとシュートする。まだバランスが悪い」と評した。

 直球のほかに、カーブ、スライダー、チェンジアップも披露。徳田ブルペン捕手が取り損なうほど鋭いカーブを投げ込んだが「もうちょっと縦に落ちてほしい」と不満そうに話した。しかし、直球が生きてはじめて、変化球が生きることは自覚している。「ブルペンではとにかく直球をしっかり投げ切ることを意識している」と語気を強めた。

 大谷は23日にキャンプ地・沖縄に先乗りするまで中2日でブルペンに入る。昨年初めて捕手を座らせたのは新人合同自主トレ中の1月29日。今季はキャンプイン、そして先発が言い渡されている2月8日の紅白戦に向け調整を早めている。大谷は「沖縄までにあと2回くらいブルペンに入って、(立ち投げ含め)60、70球くらいは投げたい」と力を込めた。

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2014年1月18日のニュース