バレ謝罪もあらためて無罪主張…焦点は日本への渡航許可

[ 2014年1月18日 05:30 ]

記者会見するプロ野球ヤクルトのウラディミール・バレンティン選手

 米フロリダ州で妻への監禁と暴行の疑いで逮捕され、保釈されたヤクルトのウラディミール・バレンティン外野手(29)が16日(日本時間17日)、マイアミ市内のホテルで会見を行った。

 紺のスーツに身を包み、席に着く前に約5秒間、深々と頭を下げ、「今、こういう状況にいることを恥ずかしく思う。でも、全ては私の過ちです。家族、球団、日本の方々におわびしたい」と声明文を読み上げて謝罪した。

 冒頭では「真実が全て明らかになれば、私は大丈夫だと思っている」とあらためて無罪を主張。弁護団によると、今後は不起訴を求めていく方針で、仮に起訴されても、無罪を主張しながら日本でのプレーもできるように進めていく考えだ。

 2月1日にキャンプインを控えるバレンティンは、24日(同25日)に裁判所に出廷し、日本への渡航が許可されるかが焦点となる。球団事務所で対応した衣笠剛球団社長兼オーナー代行は「日本行きを最優先に最善の策を採るように指示をしている。本人は無罪を主張しているので(処分を下す)仮定の話はしない」と話すにとどめた。

続きを表示

2014年1月18日のニュース