巨人 松井秀喜氏の春季キャンプ臨時コーチを正式発表

[ 2014年1月16日 15:55 ]

春季キャンプで巨人の臨時コーチを務める松井秀喜氏

 米大リーグ、ヤンキースの元外野手の松井秀喜氏(39)が、来月1日から始まる宮崎県総合運動公園で行われる春季宮崎キャンプにおいて、臨時コーチを務めることが正式に決まった。16日、巨人の公式サイトで発表されたもので、13日まで参加。松井氏とともに国民栄誉賞を受けた長嶋茂雄元監督も11、12日にキャンプを視察する予定。

 松井氏は1993年から2002年まで巨人でプレーし、セ・リーグ最優秀選手(MVP)を3度獲得するなどチームの柱として活躍した。03年に大リーグのヤンキースに移籍し、09年のワールドシリーズで日本選手初のMVPに。レイズでプレーした一昨年、引退した。

 昨年はヤンキース傘下のマイナー、1Aスタテンアイランドと2Aトレントンで練習の補佐役を務めていた。

 原辰徳監督は「世界に通用するメンタルを注入してほしい」と期待し、白石興二郎オーナーは「彼の得た知見、体験を伝えてほしい」と話した。長嶋、松井両氏は1月10日に読売新聞本社を訪れ、渡辺恒雄球団会長と白石オーナーと会談。白石オーナーは松井氏について「ゆくゆくは監督として率いてくれることを切望している。その気持ちに変化はない」と、あらためて将来の監督就任を希望していた。

 

 

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2014年1月16日のニュース