Aロッド 薬物提供者に暴露された 口止め料の領収書も

[ 2014年1月14日 05:30 ]

ヤンキースのロドリゲス

 通算654本塁打を放っているヤンキースのアレックス・ロドリゲス内野手(38)が薬物規定違反で今季全試合の出場停止処分を受けた問題で12日(日本時間13日)、薬物を提供したとされるクリニックの元経営者アンソニー・ボッシュ氏(50)が、米テレビ番組に初めて出演した。

 筋肉増強効果のあるテストステロンやヒト成長ホルモンなどを渡したと証言し「アレックスは800本塁打を放つ唯一の男になりたかった。自分が彼に薬物を注射したこともある。試合前にロッカールームで薬物を摂取することもあった」と語った。

 さらにメールでのやりとりや「口止め料」として5万ドル(約515万円)が支払われた領収書を公開。事態が沈静化するまでコロンビアに「逃亡」するように持ちかけられたことも明かした。

 ロドリゲスは11日に仲裁人によって下された裁定を不服とし、法廷で争う意向を示している。

続きを表示

2014年1月14日のニュース