AKB「恋チュン」がセンバツ入場行進曲に 指原「光栄です」

[ 2014年1月10日 16:45 ]

恋するフォーチュンクッキーを歌うABK48

 第86回選抜高校野球大会(3月21日から12日間、甲子園)の開会式入場行進曲が、AKB48の「恋するフォーチュンクッキー」に決定した。日本高野連が10日に発表した。

 AKB48の楽曲が行進曲に採用されるのは一昨年の第84回大会の「Everyday、カチューシャ」以来2年ぶり2回目。日本高野連は採用の理由について「CDの出荷枚数が182万枚を超え、若い世代だけでなく幅広い年代に親しまれており、シンプルではつらつとしたメロディーも球春を告げる選抜大会の入場行進曲にふさわしいと判断した」と説明している。

 昨年6月の第5回選抜総選挙で1位となり、この曲でセンターを務めたHKT48の指原莉乃(21)は日本高野連を通じて「父が高校野球を好きでよくテレビで一緒に見ていたので、入場行進曲に選ばれて光栄です。『あっと驚く奇跡が起きる』という歌詞があるように前向きな曲なので、この曲がみなさんの背中を押すことにつながればと思います」とコメント。渡辺麻友(19)は「試合中の頑張っている姿を見て、私自身がいつも勇気をもらっています。選手のみなさんが壁にぶつかったり、挫折しそうになった時に、今度はこの曲を聞くことで勇気を出してもらえたらうれしいです」、横山由依(21)は「高校野球が好きで甲子園に足を運んだこともあるので、入場行進曲に選ばれて凄くうれしいです。緊張もあると思いますが、選手のみなさんが心躍るような気持ちで入場行進する助けになればと思います」と球児にエールを送った。

 大会出場32校は24日に発表される。

続きを表示

2014年1月10日のニュース