野茂氏殿堂入りならず マダックス氏ら3氏選ばれる

[ 2014年1月9日 04:03 ]

ドジャース時代の野茂

 2014年の米国野球殿堂入り選手が8日(日本時間9日)に発表され、候補者36人の中に日本選手として初めて名を連ねた野茂英雄氏(45)は落選した。

 大リーグ通算355勝のグレッグ・マダックス氏、305勝のトム・グラビン氏、通算521本塁打のフランク・トーマス氏が殿堂入りを果たした。

 野茂氏はプロ野球近鉄からドジャース入りした1995年に13勝を挙げ、奪三振王と新人王を獲得。その後2度のノーヒットノーランを達成するなど、大リーグ計12年で123勝を、1918奪三振の成績を残し、候補者入りしていた。

 殿堂入りを果たすには、全米野球記者協会に10年以上在籍した記者による投票で75%以上の得票が必要。5%以上の票を獲得すれば、最長で15年、候補者として残るが、野茂氏は1・1%だった。

 殿堂入りした3氏の得票率はマダックス氏が97・2%、グラビン氏が91・9%、トーマス氏が83・7%。マダックス氏は92年にトム・シーバー氏が獲得した歴代最高得票率98・84%の更新を期待されたが、惜しくもとどかなかった。

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