西武が脇谷を選んだワケ…V奪回が至上命令 将来性より“経験”

[ 2014年1月7日 05:31 ]

巨人・脇谷

 西武がFA権を行使して巨人に移籍した片岡治大内野手(30)の人的補償として、脇谷亮太内野手(32)を指名することが6日、濃厚となった。

 本職の二塁に加え、三塁も守れる点を評価。さらに球団関係者は「経験という点も指名のポイントになる」と話してきた。

 今季は6年ぶりのV奪回を至上命令とするチームにとって、将来性を見込んでの若手選手の指名ではなく、プロ通算530試合出場を誇る中堅選手を選んだ。外国人選手とも談笑するなど明るい性格で、ムードメーカーとしても力になれると判断している。

 巨人は片岡に加えて、中日から自由契約となった井端を獲得。日本シリーズで楽天・田中から本塁打を放った寺内も成長著しく、二塁手は一転、激戦区となった。脇谷にとって新天地への移籍は出場機会を見込める意味でも、決してマイナスではない。

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2014年1月7日のニュース