ソフトB1位・加治屋が入寮 斉藤和巳氏の色紙を枕元に

[ 2014年1月7日 05:30 ]

入寮したソフトバンク・加治屋はベランダからヤフオクドームを指差す

 ソフトバンクのドラフト1位右腕、加治屋(JR九州)が6日、新人選手のトップを切って、福岡市東区の西戸崎合宿所に入寮した。新たな出発。迷いなく持参したのは03、06年の沢村賞投手、斉藤和巳氏(前ソフトバンクリハビリ担当コーチ)から贈られたサイン色紙と、同氏のリハビリの苦闘を描いた年末特番のDVDだった。

 「斉藤さんに少しでも近づき、いつかは追い越したい。色紙は“感謝の気持ちを忘れずに”というメッセージ付き。いつでも見られるように枕元に飾っておきます」

 最速152キロを誇るが、昨秋の社会人野球日本選手権後の練習中に右足中指を疲労骨折。9日からの合同自主トレも別メニュー調整となるが、すでに痛みは引き、キャッチボールは再開している。「プロの世界に不安はあるが、焦らずに挑戦する気持ちを忘れず、一日一日を大切にしたい」。逆境をはね返す。

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2014年1月7日のニュース