オリ ドラ1吉田 即戦力の誓い「150イニング。防御率は3点台」

[ 2014年1月2日 05:30 ]

 ある意味、“持ってる男”と言っていい。昨秋のドラフトでは競合が予想される中、オリックスの『奇跡』の一本釣りとなったオリックスのドラフト1位・吉田一将投手(24=JR東日本)。他球団を含め今季の新人投手の中では即戦力としてNo.1の声も聞かれる。右腕もその期待を正面から受け止め、堂々と宣言した。

 「1年間、1軍で投げて、2桁の10勝、150イニングを目標にしたい。防御率は3点台」

 昨年はJR東日本のエースとして都市対抗、日本選手権の2大大会で勝利を挙げるなど、大車輪の働きを見せた。目標とする投手には「斉藤和巳さん」と即答。ソフトバンク時代に森脇監督も共に戦った03年沢村賞投手を頭に浮かべる。「ぼくは160キロの剛速球や、魔球を投げるわけではない。社会人時代に培ったコントロールと安定感をプロでも見せたい」。実直な自己評価が、かえって光を感じさせる。

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