谷繁監督がほれたドラ1右腕・鈴木「松井君には負けない」

[ 2014年1月2日 05:30 ]

 同学年の「怪物」には負けない。新生・中日のドラフト1位・鈴木翔太投手(18=聖隷クリストファー)は谷繁兼任監督が映像を見ただけで一目惚(ぼ)れしたという逸材だ。

 楽天が引き当てた松井裕の外れ1位での入団。甲子園出場経験がなく、全国的な知名度も及ばないが、潜在能力では勝るとも劣らない右腕がライバル心をむき出しにした。

 「松井君には負けたくない。いずれは球界を代表する投手と呼ばれるようになりたい」

 肘の使い方が柔らかくしなやかな投球フォームが最大の魅力。まだ体の線が細く、プロの体づくりからスタートとなるが、中田宗男スカウト部長は「将来性では松井以上」と評価する。「1日でも早く1軍に上がって、お世話になった方への恩返しがしたい」と話す好青年。竜の新たな18番に注目だ。

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2014年1月2日のニュース