小久保監督 「侍ジャパン」世界一奪還へ!キーマンは?

[ 2014年1月2日 05:30 ]

「一瞬に生きる」と座右の銘を書いた色紙を手にする野球日本代表の小久保監督

 昨年10月に「侍ジャパン」監督に就任した小久保裕紀監督(42)は土台づくりの一年に意気込んでいる。初めて監督で新年を迎え「肩書がついて回るので、選手を知ることが必要だと思う。2月のキャンプから接していきたい」と精力的に視察する予定だ。

 初陣だった11月の台湾との強化試合は、若手中心の編成ながら3連勝と好スタートを切った。現役引退から1年余りでの初采配では「本番(WBC)はこんな重圧じゃ済まないのは分かっているが、次からは不安要素は少し減る」と収穫を口にしていた。強化試合では、投手力を軸に守り勝つチームの方向性が見えた。特にセ・リーグで二塁手のゴールデン・グラブ賞に輝いた成長株の広島・菊池の送球の速さと正確性など守備力を高く評価し、キーマンに挙げている。

 2017年WBCでの世界一奪還へ――。そのため、指揮官には海外視察のプランもあり「本番ではやはりそういう人たちの力も必要になってくる。意思疎通を図るのは大切なこと」と、2大会ぶりとなる現役日本人メジャーリーガー招集も視野に入れていた。

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2014年1月2日のニュース